腹腔鏡検査
ぱっくんちゃん(No.834) 2001. 8.17記
治療経過 PCO気味であるということ以外には特に問題が見つからないまま治療を始めて1年が経ちました。
最初の2周期はクロミッド2錠でタイミングだったのですが、
内膜が異常に薄くなるといった経過をたどったので比較的早い段階で
クロミッド1錠+hmg+hcgでのタイミングを続けてきました。
時には4コも卵胞ができたこともあり、何度か期待に胸を膨らませた周期もありましたが、
妊娠にはいたりませんでした。

先生に相談し、夫とも悩みに悩んだ結果、「後で後悔しない為に」検査を受ける決心をしました。
いつものクリニックでは設備がないため、先生が大きな病院を借りて執刀して下さった。
体験記本文
検査前日 10時に病院に行く。この日は夫が半休を取って病院に付いて来てくれた。
看護婦さんに先導されて病棟へ。
差額4000円の個室をお願いしていたが、
準備ができていないと言うことで20000円の特別室に案内される。豪華。
夫はここで帰っていった。
ここでテレビを見たり、昼ご飯を食べたりして時間をつぶした。

14時に看護婦さんが来て入院生活における注意点とこれからの予定について話してくれた。検温。
「尿溜め」がここから始まった。
そして、胸の下(アンダーバスト)のところからアソコの毛まで
キレイにツルンツルンに看護婦さんが剃ってくれた。
そしてお臍の掃除と消毒。痛くてくすぐったい。
看護婦さんに「部屋を移動する前に特別室のお風呂でシャワーを浴びておいてね。」
と言われたので、シャワーを浴びる。ここで初めてパジャマに着替えた。

17時。やっと本来の私の部屋へ移動。
抗生剤のテストと言うことで小さい注射を2本打つ。このうちの1本がかなり痛かった。

最初夜の12時以降絶飲食と言われていたのに看護婦さんが来て、
「21時以降に変更になりました。」と言われた。
消灯の21時に下剤と睡眠剤を飲む。あっという間に眠ってしまった。

検査当日 朝6時に看護婦さんが血圧と体温を測りに来る。
元来低血圧の私だが下が44で看護婦さんが何度も計りなおしていた。
結果はほとんど変わらず。体温は36度8分。
抗生剤の点滴が始まるが、最初針がなかなか刺さらず3回も刺し直された。
その後もしばらくは痛かったが看護婦さんに聞くと
「血管壁に針があたって痛いのかもしれない」と言われた。
この針は検査後3日間入れっぱなしだったのでかなり辛かった。
下剤が効いていないのか、全くもよおさない。
そうこうしているうちに「浣腸します〜!」と看護婦さんが来た。
車椅子用のトイレで壁に手をつき看護婦さんに向けてズボンを下ろしたお尻を突き出す。
コレが一番恥ずかしい格好だった。
浣腸後少しは出たような気がするがまだまだお腹の中にありそうなので聞くと
「少しでも出たんならいいです。」と言われ、ホッと一安心した。

8時に夫が病室に来る。私より夫のほうが「どうしよう〜!!」と落ち着かない様子だった。
担当の先生が来て検査について説明して下さった。
その後、肩に安定剤の注射をした。
コレが生まれてこの方味わったことのない程の痛い注射だった。
hmgの注射を30秒以上打ちつづけられているような感じ・・・・。
パジ ャマを脱いで手術着を後ろ前にかけ、ベッドに横になって手術室に行くのを待った。

9時45分手術室に移動を始める。移動中、いつもお世話になるクリニックの先生が
「頑張ってね。僕も 頑張るよ〜」と声をかけてくださった。
夫とは手術室の前でバイバイ。心配そう。
手術室に入り、頭に帽子をかぶせられて名前を確認された。
その時急に下剤が効いてきたのか、トイレに行きたくなる。
麻酔で寝ている間に勝手に出ては困るッと思い、看護婦さんに
「あのぉ、お腹痛いんですが もうトイレはダメですか?」と聞いてみた。
すごく困った顔で「我慢できませんか?もうダメですよぉ」と言われ仕方なく諦めた。
(このときは本当に不安だった) ベッドから手術台へは自動の機械で移動した。
そしてたくさん機械のある部屋へ移動。
麻酔担当の先生から「ぱっくんさん〜。麻酔かけるよ」って言われて、
耳元でヴ〜ンって音が聞こえたので「なんだ。私って麻酔なかなかかかリにくいのかしら・・・・」
と思ったけど、ここで私の意識は途絶えてしまった。(しっかり瞬間的に麻酔は効いていた。笑)

「ぱっくんさん〜。もう終わったよ〜。大丈夫だからね〜」
という主治医の先生の声がして2回うなずいた。
それを見て「もう大丈夫」と夫に一言言って先生は午後の診察のため帰ってしまったらしい。
その後、はっきり目が覚めたのは14時ごろ。夫が心配そうに覗き込んでいる。
採血。傷の痛みはあまり感じなかったが、左手に点滴、右手に血圧計、
胸に心電図がついているため寝返りが打てず、背中が痛い。導尿用の管も入っている。
酸素マスクが邪魔でとってもらうよう頼む。完全に麻酔が切れているわけではないので眠い。
右手には血圧計しかついていないのに妙に右腕が痛い。
看護婦さんがさすってくれるがやはり痛かった。
(ガスが抜ける関係ではないか・・・ということだった。)
ウトウトしている間にすっかり暗くなっていた。麻酔のためか、ものすごい吐き気に襲われる。
昨日から絶飲食しているので何も出ないと思ったが、水色の痰のようなものを2回もどした。

19時30分。夫が帰宅。検温と血圧測定は1時間おきにしていた。
夜中、看護婦さんが「点滴を3本入れたのに尿が全く出ていないので
むくみを防ぐために利尿剤をいれま〜す」と言って点滴に利尿剤を入れた。
10分くらいで利尿剤が効いてきて膀胱が破裂しそうなほどの尿意に襲われたけど、
尿管が入っているのでどうすることもできずかなり辛かった。
でも今回の検査で一番辛かったのは喉がカラカラに乾いているのに水分が取れないことだった。
氷水で口をゆすいだりして紛らわせていたが、看護婦さんにどうすれば水を飲ませてもらえるか
聞いたところ、「ガスが出たら。」と言われた。
夜中の4時、ガスなんて出ていなかったが我慢できずに
「ガスが出ました〜。水飲ませてください〜。」とナースコールをしてしまった。

検査後1日目 朝の検温と血圧測定。採血。
相変わらず血圧は何度も測っていた。
昨日より気分は断然いい。
看護婦さんが心電図と血圧計を外してくれる。
右が自由になるだけで随分気分が違う。
傷の痛みは確かにあるが、耐えられないものではなかった。
この日から食事が復活。重湯と具のないお味噌汁、
ちりめん入りのスクランブルエッグ。お味噌汁だけ飲んだ。

食事後、看護婦さんが体を熱いタオルで拭いてくれる。
このとき、私の下半身を見て「ぱっくんさん、何でパンツ履いてないの?」と看護婦さんが驚く。
検査前に他の看護婦さんに言われて手術後に使うオムツ(100円)を売店で買ってくるように
言われていた。なのでずっとオムツをあてていたけど、聞くところによると
「ラパロくらいの手術ではパンツに生理用ナプキンで十分なのよ」ということだった。
体の隅々まで拭いてもらってパンツにナプキンを看護婦さんにセットしてもらってはかせてもらった。
十分動けるのでこのときに導尿用の管も外してもらった。

10時ごろ担当の先生がガーゼの交換に来る。消毒をするがほとんど痛みはない。
この日は栄養剤のような点滴が4本、抗生剤が2本。点滴のためトイレが近い。
この日一番驚いたのは、オリモノが出た感じがして慌ててトイレへ行くと、
かなりの量の水色のかたまりのオリモノが出ていた。
不安になって看護婦さんに聞くと、検査のときに使ったものだから大丈夫、と言われ一安心。

検査後2日目 検温、血圧測定。
予想外に早く朝生理が始まってしまう。
看護婦さんに頼んで尿溜めをやめさせてもらった。
食事は朝までおかゆ。おかずは昨日のお昼から他の患者さんと同じモノだったと思う。
体を拭きに看護婦さんが来るが、昨日よりは体が随分自由に動くのでほとんど自分で拭いた。
生理中でも病院のトイレがウォッシュレットだったのでさほど不快感なく過ごすことができた。
体を拭いた後、看護婦さんが洗面台で髪を洗ってくれた。
汗をかいていたし、ずっと寝ていたので寝癖でボサボサだったが、
洗ってもらってすっきりさっぱり。ドライヤーを借りて自分でブローして部屋に戻った。
傷の消毒とガーゼの交換に先生が来る。
明日退院したいと先生に言ったところ「じゃあ、明日の朝退院前に抜糸しましょう」と言われた。

この日の点滴は栄養剤が2本、抗生剤が2本。
傷の痛みは日に日によくなっていく。
夕方、病院の事務の人が請求書を持って部屋に来られた。
10万円チョット。予想より安いのでホッとする。

検査後3日目 検温、血圧測定。 食事を済ませ、荷物の整理を始める。
午前中の退院のため点滴2本、抗生剤2本を急ピッチで入れる。
10時、先生が部屋へ。いよいよ抜糸。
引っ張られるような感じで少し痛かったが我慢できる範囲。
お臍の下の傷は大きめのバンソウコウを貼ったが、
他の2箇所はカットバンを貼ってもらった。
傷の痛みと言うよりは、傷の近くをさわると筋肉痛のような鈍い痛みが走るくらい。
たいしたことはなかった。

11時に夫が迎えに来たのでナースステーションに挨拶して、
会計を済ませて帰宅した。
一つ驚いたのは薬が全く処方されなかったこと。
お腹がいっぱいになるほどの量の薬を予想していただけに、正直拍子抜けした。
ちなみにこの日の晩、生理は終わってしまった。相変わらず短い。

その後 退院当日、上に書いたとおり傷の痛みがあまりなかったので、
家に帰って山ほどたまった洗濯物をした。(天気よかったし、2回も洗濯機を回した)
15時ごろ急に体が熱っぽくなり計ってみると37度5分。
夫は夕方から仕事へ出かけたが、20時には39度5分を超えてしまい、さすがに不安になって
病院に電話したところ、診てくださるということでタクシーで病院に行った。
ラパロの関係で発熱したのかしら・・・・?ととても不安だったが結局タダの風邪。
高熱だったので再入院をお願いするが風邪ごときでは入院させてもらえなかった。
やっぱり退院後2〜3日は安静にしておくべきだったと反省している。

傷は10日目くらいでカットバンも外した。
化膿することもなく順調に治ってきている。

1週間後、夫と病院でビデオを見ながら先生の説明を受けた。
血液検査ではないだろうと言われていた内膜症があって焼けるものは焼いたが、
場所によってできないものもあった、と言われた。
そしてPCOの為卵巣を焼いて数箇所穴を開けた事と
右の卵管が少し通りが悪い・・・・ということだった。

先生と相談して、これから半年はタイミング、AIHを試してみて
ダメならステップアップすることにした。


長々と書きましたが、こんな感じです。
文章力がないので長いだけでうまく表現できていない部分も多々あると思います。
悪いところも見つかったけど、私達の治療になくてはならないものだったし、
私自身にとってもとてもいい経験になりました。